2007年04月07日

いろいろ

吹くからに 秋の草木の しおるれば むべ山風を 嵐といふらむ
                      文屋 康秀
訳(適当)
 ふくたびに秋の草木がしおれていく 
        なるほど それで山風のことを嵐(荒らし)というんだね〜!
以上、記憶が曖昧なため、間違っているかもしれないが、
小倉百人一首にこんな歌があったね〜

昔(たぶん高校生の頃)この歌についての評論を学習した
内容は・・・
「山+風=嵐・・・のように言葉の遊びのような近頃の(古今調?)の
歌はくだらない。万葉の素朴な歌こそすばらしい・・・・」
・・・みたいな内容だったと思う。
私は、この評論が「徒然草」に出ていると記憶していたが、
どうやら、間違えだったようだ。
参考文献マンガ日本の古典「徒然草」にはこの文はない
きっと、「方丈記」あたりの文か、あるいはもっと古い
平安時代後期のものだろうか・・・
(近頃の歌=古今調ということからもこっちかなあ〜?)

私の無教養さの表れた話だな〜!

ついでに思い出した!
この歌に出てくる「むべ」=なるほど

ある山里を、都の公家が訪れたときのこと、
村人が山でとれた木の実を献上して
「これは何という名かわからないが、とてもおいしゅうございます。」
と言い添えた。
公家はこれを食べて
「むべなるかな!」(なるほどおいしい!)
と言った。
これを聴いた村人は
「あの実の名はむべというのか!」・・・
それから、その木は「むべ」と呼ばれるようになった。

私の植物図鑑には「むべ」なんて載ってないよ〜

再び話は変わって・・・

以前
私は(オペラなどを)やたらに脚色するのは嫌い・・・
みたいなことを書いた

今度はバレエの話

正直言ってバレエは苦手だ
嫌いな要素が多すぎる
「金持ち趣味」(貧乏人のひがみ)なのがやだし
(一応)ナチュラリストの私は
派手な「衣装」「化粧」が趣味に合わない
さらに、極めつけは
バレリーノ(男性ダンサー)である
白いタイツはいた王子様・・・
(特に外人バレリーノなど)
筋肉隆々(他の部分も隆々だったりして!)で
軽妙に踊ったかと思うと
信じられないような高さでジャンプしたり・・
軽々とバレリーナを持ち上げたり・・・と
なんだか「畏れ」を感じてしまう。
(隆々に対するコンプレックスがほとんどだったりして?)

じゃ、見なけりゃいいだろう・・・
が、なぜかチャイコフスキー音楽が好きな私は
「いやだいやだ」と思いながら
NHK芸術劇場など見てしまう。
(実は最近少し慣れてきた。)

チャイコフスキーの「白鳥の湖」の初演が不評で
その後上演されず忘れられかけた・・・・
という話は有名だ。
作曲者の死後
天才振り付け師マリウス・プティバが
振り付けし直して
人気作となり不動の地位を得たのだそうだ。

「白鳥の湖」のフィナーレの演出は
最近は変な脚色が横行している。
原作で
「王子の失敗がもとで悪魔の魔法が解けなくなった白鳥姫は
 王子とともに湖に身を投げ・・・悲劇の最後(または来世で結ばれる?)」
だったのを
「王子が勇気を奮って悪魔を倒し、魔法が解け、ハッピーエンド」
に変えて演出している・・・
・・・・バッカジャナカロカ!!!!
人間一人ががんばって剣で突き倒せるくらいの悪魔なら
最初から何の苦労もない
みんなでよってたかって
袋叩きにすれば・・・・

まあ、いいか
ハッピーエンドが無難だと
考える人も多いだろう
(ただ、チャイコフスキーらしからぬ、透明感のあるあのコーダには
  ハッピーエンドはより「死」が似合うような気がするけど)

さて、さて、いくら振り付けが現代風になっても
プリマドンナが白鳥のはばたきをまねる(パタパタ・・・)
は変えようがないだろう

もう一つ
第2幕で「三羽」の白鳥が手をつないで踊る あれ
作品46b
「パ・ドウ・カラクテル」
(ありゃいったいなんのまねじゃ?)

こればかりは、
現代の「天才振り付け師」が
どんな違う振り付けをするか見てみたいもんじゃ


posted by 上野守 at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする